イッチハンカイ徒然草

面白さ原理主義のハッティーが必ず、あなたを笑わせて精神崩壊をさせます。

チームラボ猪子寿之の教育論 日本の学校は個人主義〜テストも1人、受験も1人〜9月面白かったモノ(WEB記事)まとめ

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 9月に読んで面白かった記事などを纏めてみました。チームラボの猪子さんの記事が多いですね。笑 教育に関する考えが面白いので、要チェックです!!

 

moauniversity.hatenablog.com

一文で要約するなら、「皆が好きなことをやっても成立する世界が来るよ」です笑

 

greenz.jp

シリコンバレーでは"シュタイナー教育"が人気らしい。シュタイナー教育ってなんやねん?話ですが、下のような感じです。

子どもたちは毎日外へ出かけ、遊びや教室の飾り付け、お祝いごとも自然の四季のリズムに添って繰り広げられます。

こうした日々の中で子どもたちは、自分たちで何かをすることや、いろんな物のつくり方を、自然と身に着けていくのです。

良いですね。ただ、昔の日本然り近代前の世界は皆こんな感じだったので「シリコンバレーすげぇ!!!」と勘違いしてはいけないと思います。

 

 

diamond.jp

この記事は非常に秀逸です。大学を厳しくして勉強をもっとさせれば日本が良くなると思っている人に読んで欲しい。

日本は海外と違って(多分)小中高と激しく勉強するから、大学は遊ぶ方が良いと思います。むしろ小中高は行かずに遊んで(起業とかもして)学びたい人だけ大学に行けば良いというのが、今の僕の考えですね。

  

omocoro.jp

ネタ記事wこの記事は普通にわらったwwセブ山が鬼畜すぎる

 

シンギュラリティと羌族の覚醒 (内田樹の研究室)

singularityはAIが人類史上初めてではなく、3回目という話。
一度目は数万年前に頭蓋骨が巨大化したとき、二度目は文字が発明されたとき。

続きはwebで。笑

 

www.dsp.co.jp

中島:世の中、狭い範囲で言うと我が国なんだけどさ、素敵な世の中になっていくためにヤングたちに育っていって欲しいわけでしょ。その為に、猪子さんだと、美術と工学だけでいいってことなんだね。

猪子:世の中の教育はハードコアなところしかいらなくて。教育はドリルですよ。美大と工学部と理学部以外は全廃止ですね(笑)!現実的に言うと、大学後半の2年間は工学か美大しかいらないと思ってる。

かわいそうなんです。基礎素養が身に付いていれば、面接の練習とかしなくてもどこにでも入れるはずなのに、面接の練習とか大人と仲良くなる方法とかばっかり学んでて。

極端すぎるとは思いますが笑、今の大学は全く機能してないですよねぇ。

 

president.jp

猪子:子どもたちは「Co-creation」を体験したほうがいいと思うんです。

田原:「Co-creation」を日本語でいうと、「共創」ですね。

猪子:そう。でも、日本の教育はそうなってない。普通の学校では答えのある問題ばかり出されて、答えを覚えることを求められる。そんなのはまったく創造的じゃない。本当は新しい答えを創る練習をしたほうがいいのに、答えのないことをやろうとすると逆に怒られちゃう。それに、日本の学校は個人主義でしょう。テストも1人、受験も1人、家に帰っても1人でスマホ。共同で何かする体験が少ない。

田原:正解のある問題を1人で解くと先生に褒められる。

猪子:それで褒められたって楽しくないよね。それよりも創造的であることが楽しい、他の人と一緒に創造すればなお楽しいという経験を子どもたちにさせてあげたい。それが「学ぶ!未来の遊園地」の意味です。単にジェットコースターに乗ったらスリルがあって楽しかったね、という話ではなくて、チームラボの遊園地のアートアトラクションを通して、「Co-creation」のおもしろさを体験して学んでほしいんです。

この考えを進めると、勉強をしすぎると共同で物を作れなくなる=コミュニケーション障害に陥る、です。教育の最大の欠点で、勉強させすぎは本当に意味ない。

 

猪子:そうですね。先祖をたどるとルーツは徳島県那賀郡ですが、幼少期は徳島市に住んでいました。徳島市は自然豊かな街ですよ。小学校が徳島城の近くで、裏手に山があって……。それが徳島市の指定天然記念物なんです。だから手入れがされていなくて、鬱蒼としてる。その原生林が遊び場でした。少し掘り返すと、江戸時代の瓦が出てきたりして。

橋本:え、瓦ですか!? お宝!

猪子:いや、大したものじゃないんですよ。ただ歴史が好きだったんで、子供心に「すげー!」と思って。他にも、洞穴に秘密基地を作ったりしていました。山は誰も来ないから自由。まったく制約がない。

橋本:そういう自由な空間で遊んでいたことが、猪子さんの独特な感性につながっているんですかね?

猪子:うーん、自分では特に意識していないですが、そうかもしれない。都会が平面でできているのに対して、森とか山とか、自然界って立体的じゃないですか。そういうところで遊ぶと、空間認識能力が鍛えられるって言われてるんですよ。

橋本:空間認識能力?
猪子:いま教育分野で重要になってる能力です。言語的・数理的な推論力と同様に最も重要な能力とされていて、この能力値が高い人ほど社会に出た後に実績を残してるんですよ。IQよりはるかに比例関係があるんです。

僕も子供(10歳くらいになるまで)は自然の中で遊んであれば良いと思います。なので、昨今話題のプログラミング教育は小学生からする必要はないですね。日本人が崇拝しているスティーブ・ジョブズは、子供にインターネットをあまり使わせていませんし。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40647

 

logmi.jp

猪子:あと僕らは、チームラボという社名どおりチームでものをつくるんだけれども、僕自身もそうなんだけれども、個人で考えたり個人で作業をするというよりは、チームで考えてチームで作業しながらまた考えていくという、結構共同作業的なことが仕事のほとんどなんだけれども、あんまりチームで何かものをつくるとか、チームで何かアウトプットするということと真逆なんだよね、今の教育は。
例えば宿題は個人でやりなさいだし、テストなんて共同的にチャレンジしたら捕まっちゃうじゃない。でもそれ意味がわからないわけじゃんね。別にコピーで済むような問題を出すほうが悪いというか、コピーで済むようなことはコピーしたほうがいいじゃん。

間違いない。テストとは何か?って根源的な問題を考えるヒントになります。孫泰蔵さんも、テストについてはFBで言及していましたね。

 

liginc.co.jpやる気がでないときの対処法は以下の通り。

  1. とにかく始めてみる
  2. 目を疲れさせないように気をつける
  3. 睡眠をとる
  4. 軽い運動をする
  5. チームで取り組む
  6. 一度に1つのことだけしかしない
  7. 朝ごはんを食べる
  8. 目標を分割して、小さくする

こんな感じみたいです。仕事しながら運動するって常識離れしているようで、理想だと思うんですよ。

co-nect.co.jp

こちらのジムは運動しながら働けるそうです。僕も行きたいが、お金がない・・・誰か恵んでください。。。

 

youtu.be

芸人は最近チェックしていないのであまりわかりませんが、フースーヤは意味わからんけど面白いwヨイショー!!

 

lineblog.me

お金の話です。バイトをするのとクラウドファンディングをしてお金を貰うのどちらも好き勝手に使っていいよねという。「お金とは何か?」が分かりやすく書いてあります。最近、本を出したのでそれも読みたいですね。

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレ 現代のお金と広告

 

 

angel-base.com

CAMPFIREなどの取締り代表の家入一真さんの記事です。

僕自身が事業を作るときや、僕の支援する若い子達常に言っているのが、『身近な誰か1人の顔を思い浮かべ、その人に手紙を書くようにビジネスを作れ』ってことですね。
20代の女性に向けて〜とか30代の経営者に向けて〜とか、みんなすぐそういうことを言っちゃうんだけど、顔が見えない匿名の相手に何かを提供しようとしても、結局誰に刺さっているかわからないまま終わってしまうんですよ。もちろん、そういうやり方で上手くいく人もいるとは思うし、僕のやり方と合っていないだけなんですけどね。とにかく1人、顔を思い浮かべろと。自分でもおばあちゃんでも友達でも恋人でも誰でもいいんだけど、誰かの顔が思い浮かばないんだったら、それは自分がやるべきことじゃない。その顔が思い浮かぶ誰か別の人がやればよくて、わざわざ自分がやる必要が無いことであると思います。
特定の誰かのために作るサービス、みたいなものが常にベースになるので、結果的に個人に向いたサービスになるんだなぁと思います。もともとBASEも鶴岡くんのお母さんに向けたサービスでしたしね。
そういう思想で作ると、最悪そのビジネスが上手くいかなくても、最低でも1人は喜んでくれるんですよね。それってすごく良いなと思っていて。結果、誰も喜びませんでしたになってしまうと悲しいけど、上手くいかなかったけどこいつだけは喜んでくれたっていうのがあると、もはやそれは失敗ではない(笑)。そしてよし、もう一度何かやろうって思えるんですよね。

僕も、起業は自分が直面している問題を解決するためにする事だと思うので、1番のターゲットは自分や身近な人だと思います。

 

eraitencho.blogspot.jp

高級車をカーシェアリング(車を共有する)サービスを使って、資産運用するという話。非常に面白いです。

 

eraitencho.blogspot.jp

実際に買っちゃったのが凄い笑 行動力ありますね。

 

m.newspicks.com

僕はシリコンバレーより中国の方が熱いかなとっておもってます。ツアー組んだら面白そう。

 

無人コンビニもあったり、人を様々な情報から評価付けして信用を数値化してお金をかえられたり発展のスピード感が凄い。

 

naoyasu.net

西野亮廣さんが考えた手紙がお金になるサービスです。手紙の文字数に応じて、お金を送ることができる全く新しい通貨ということで、今後にも注目です。

 

cybozushiki.cybozu.co.jp

本来共有できない触覚で信頼関係が築かれるというお話。深い。

 

gendai.ismedia.jp

同じく触覚ですが、遠隔でも触覚を再現できる技術について。これ実現したらヤバすぎますね…!

 

最後です、長かったですね。ここまで読めた読者はすごいです。笑

砂鉄 (@satetu4401)という方のTweetが好きで、引用文献がない!テキトーだ!!と言う方はいますが、それを差し引いても知識量と考察の鋭さに惹かれる。皆さんも是非フォローしましょう。

砂鉄 (@satetu4401)のTweet(彼はツイ消しするので、文字のみ)は企業と大学の教育のあり方についてで、僕はこの考えに概ね賛成ですね。ゲームクリエイターならではの視点の教育論であり、孫泰蔵、鈴木寛を遥かに超え日本で今のところ1番面白いです。

 

実力主義が良いって言うなら、そらもう「誰にも教わらず自分で必死に勉強する」しかないわけよ。だって上の人間は競争に勝つために知識を秘匿するからな。それで後輩が育たなくても「ビジネスを縮小して、自分の引退と共に畳む」だけで良いのだから教える必要はないわな

それに対して日本は「年功序列と終身雇用」「見て盗む」「丁稚奉公」の3つを採用した。企業は教育するために教育者の地位を安定させ、かつ教育を受けた癖に転職した奴は徹底的に迫害する。職人は実力主義だが教育は一切しないで見て盗む。あるいは教育の代金を生徒が労働で支払うか

これは全て成功していた。日本企業は世界で活躍したが、欧米のアホ共と「高等教育を受けてる比率」とかいうアホな競争を始めた結果、何もかもうまく行かなくなっている。何故なら結局「高等教育を受けた程度では自由に転職する能力が身に付かない」からだ。年食っただけの無能を生産している

 

これは本当にそう思いますね。実力主義はマクロな視点でみると上手くいかないです。自分より有能な部下を採用しようと思ったら年功序列と終身雇用は鉄則だと思います。

 

元々、高等教育による社会の発展理論というのは「高等教育を受けた人材はあらゆる場所で活躍できるから、社会に流動性が生まれ私企業に搾取される人間が減る」という物であった。あるいは「子供の可能性が教育で広がる」というものだ。これは学問ヲタクの嘘である

高等教育で子供の可能性は一切広がらない。そもそも論として、いくら出来る事が増えたからと言って「企業の総数が少なく選択肢が無い状態」では全く意味がないのだ。起業数と企業数こそが子供の可能性の全てであって、子供の可能性を広げるのは規制緩和と起業支援である。教育ではない

ゲームで例えるなら、教育によって最高のゲームプレイヤーを量産したところで、肝心のゲームソフトの数が少なく質も悪い状態ではなんの意味もないのである。現在の高等教育とはそういうものだ。ゲームソフトが少ないからクソゲー(ブラック企業)を遊ぶしかないのだ

起業する人が少ないというのはまさしく。若者がやる気がないというのは、やりたい仕事がないということでキングコングの西野さんもそう言っています。

 

こんな感じで毎月やろうと思います。記事の数が多いので、毎週がいいかもしれないですね。笑 ありがとうございました!