イッチハンカイ徒然草

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すべての教育は「洗脳」である 学校はいらない【レビュー】

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こんにちは、ハッティー(@superhatty)です。ホリエモンの本が面白かったので本の感想・書評をしますね。えっ、そんな真面目な記事はいらないって?たまにはイイジャナイデスカ。

 

簡単にまとめると学校はいらない!クソだ!!消えろ!!!と、これでもかと言う本ですね。学校が出来る過程も踏まえて問題点を洗い出しています。学校はルールをこれでもかと作って、社会に都合のいい奴隷を作っているって感じですね。

 

自己啓発本でもあって、面白いと思った所をピックアップしていきます。

 

 

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)

 

 

逆算をせずハマり倒せ

だから僕は、人が一見どんなにくだらなそうなことにハマっていても、「そんなことをしていても食っていけないのに」とはまったく思わないのだ。むしろ、逆算をすればするほど人の可能性は狭まっていくと思っている

 

逆算はしがちですよね。「なんでそれやってんの?」みたいな。僕もよく言われますよ、「なんで生きてるの?なんでブログやってるの?」と。僕はすごいハマっている訳ではないですがwたまに面白い事・予想外な事が起きるので、なんだかんだ続けている訳です。

 

100点というゴールを最初に設定し、それに向かって突き進んでも、あなたはどんなに頑張ったところで100点までしか取れない。

でも逆算をやめ、1点1点を楽しみながら積み上げていけば、無我夢中で動いている間に200点、300点とその点が膨れ上がっていく可能性が開かれる。この場合、取れる点数の上限はない。目標からの「逆算」を思い切ってやめたほうが、得られるものの可能性は大きく膨らむのである。

 

 

今って「夢」を設定してそれを追うのが王道みたいになっていますが、もしかしたら違うかもですよね。10年前にはスマホが普及して、VRが凄いことになってとかカオスな世界になるなんて思ってなかったですもん。自分の想像スピードを遥かに超えてるので、自分で枠組みを設定して人生設計をしたら天井が見えてしまうのは分かる気がします。

 

 

お金を使うべき時は「今」だ

手持ちのお金が一万円しかないとする。この1万円は大切にとっておいて、これから毎月、3万円ずつ貯金していこう。これが貯金型思考だ。

一方投資型思考の人はこう考える。手持ちの1万円を何に使えば、今すぐに100万円にできるか。

 

ここで戦略の視点が持ち込まれる。すなわち、判断基準を作って投資する先を絞り、そこから選択するということ。投資する価値があると思えるところに資本を集中投下し、他は無視。そんな潔さが求められる。重要なのはコツコツと貯金を続けるようなマメさではなく、知恵なのである。

 

デフレ下の日本では貯蓄というのが利益を出す上で有効だったのですが、今は違うというお話です。ただ投資というのは、株やFXをやるということではなく『自分』にも出来ると思います。

 

例えば、時給1000円の石積みのバイトがあるとします。ただ公園の石を積んで、50cmまで詰めたら崩すというバイトです。一見良さそうに見えますが、自分に利益があるか?というとお金が生まれる以外はなさそう。面白いやたのしいといった『今』という観点、長期的に富(お金だけではない)を生むという『未来』的な観点からも自分に何が必要なのか?を考えて物事をやるべきですよね(自戒を込めて)。今お金にならなくてもやるべき事ってあると思うんです。

 

 

過去を再利用しない

「私は会計士の資格を持っています。とりあえずこの資格を活かせることをやろうとしているのですが、何かいいアイデアはないでしょうか?」

 

真っ当な発想に見えるかもしれないが、実は全くなっていない。なぜならここには、本人の「やりたい」と言う同期が一切ないからだ。順序は常に「好き」「やりたい」と言う同期が先でなければならない。

 

 これはよく言われる『サンクコスト』ですね。経済学なやつ。今まで損をしていて、これからも損をするようならそんな事やめちまえと。ただ人間は感情があって、執着があるので中々切り替えるのが難しい。そこで新たな損失を生んでしまうというものです。

 

ここでは会計士という資格が例に挙げられますが、他にもいっぱいあると思われます。

 

 

ホリエモンはやっぱ面白いですね!次回作にも期待です。