イッチハンカイ徒然草

面白さ原理主義のハッティーが必ず、あなたを笑わせて精神崩壊をさせます。

能の構造はAR(拡張現実)と一緒 10月面白かったモノまとめ

10月に面白かった記事をまとめました。テクノロジー系が多めかもしれないです。

 

僕が日本で数少ない天才だと思っている一人である能楽師の安田登さんによる記事です。能×AR(拡張現実)ってどういうこと?!となりますが、読んだら「なるほど」と納得する。笑

能舞台はとても簡素だが、そこに観客各々の幻視を重ねられるような仕掛けになっている。何かに似ていないだろうか。そう、AR(拡張現実)やMR(複合現実)といった先端技術にそっくりなのだ。

また、能にはビジネスにも使える部分があるといいます。

 能の「仕掛け」はバランスの大切さを教えてくれる
 能が伝える伝統は枚挙にいとまがないが、「陰陽の和するところの境を成就とは知るべし」という世阿弥の言葉に、能が650年の長きにわたり続いてきた秘訣があるのという。「陰陽の和」とは、ざっくりと言えば「バランスを取る」という意味だ。

 これについて世阿弥は『風姿花伝』に次のように書いている。

「昼や晴れた日などは観客の気分が盛り上がっている(陽)ので少し控えめ(隠)に演じ、曇りや雨の日は観客の気持ちが萎えている(隠)ので派手め(陽)に演じて、気持ちを引き立てなさい」

 座席にいる観客の状態や、周囲の環境によって演じ方を変えなさい、というのだ。

 世阿弥がすごいのは、ただ言葉を残すだけではなかったことだ。自ずと「そうせざるを得なくなる」ような仕組みも工夫した。

 能の伴奏では大鼓と小鼓という2種類の「鼓」が使われる。このうち大鼓は乾燥した状態でないと良い音が出ない。逆に小鼓は湿気が足りないとよく鳴らないようになっている。つまり、大鼓は晴れて乾燥した日に良く響き、小鼓は湿度の高い雨模様の日にきれいな音を鳴らす。

 さらに、大鼓は奇数拍(4拍子だと1拍目と3拍目)を打つのが基本。この拍子が前面に出ると、民謡のような、ゆったりとした演奏になる。

 一方、小鼓はどうか。基本は偶数拍(4拍子だと2拍目と4拍目)を打つ。この拍が強く聞こえると、ジャズやロックのような速いテンポの印象になる。

 以上を総合すると、天気が良くて観客の気分が盛り上がっている時には、意図しなくても大鼓が良く響く落ち着いた演奏になる。天気の悪さと観客の気分が連動して沈んでいる時には、小鼓が前面に出て明るい音楽が奏でられる。陰陽のバランスが取れるよう、実によく工夫されているのだ。

世阿弥は歴史の教科書に載っているので知らない人は少ないと思います。こういう記事を読むと本当に天才なんだなと感じますね。

 

例えば、都市空間全体に作品を拡張させていきたいと思いますか?

猪子:う~ん……都市1つまるまる作る機会なんてないとは思うんですけど、都市にも、近代以前とはまったく違った新しい有り様があるとは思うんです。だから興味はあります。でも今は、自分が用意できるミニマムな空間の中で、新しい空間認識のヒントを発見していきたい、というところですね。

 今の社会構造についてもよく考えます。現代って、今まで話してきた近代以前の知性や文化との連続したつながりがない社会だと思うんですよ。18世紀イギリスで起こった産業革命を境目にして、過去の文化的知の多くが捨てられてしまった。

 でも、その捨てられた知の中に、新しい時代を捉えるためのヒントがある気がします。例えば、さっき言った遠近法って鑑賞者の視点を固定してしまうんですよ。映画館や劇場では決まった椅子に座って、正面に展開する状況を延々と見続けるでしょう。そこには「中心」という概念が明確にある。

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 でも、其一の『夏秋渓流図屏風』などもそうですが、日本の空間認識に基づいて平面化したものには中心がないから、鑑賞者の視点は固定されないですよね。一点の中心を持たない表現や空間は、複数人が同時に絵と接点を持てるという可能性をもたらすわけです。

日本の江戸時代は起業家、ベンチャーをやりたい人はよく学ぶべきだと思うんですよね。シェアエコノミーとか普通に江戸時代やってますからね。呉服屋とか、めっちゃ服貸してますからね。そう考えると、10年後にくるのは糞尿のシェアですね。ドローンで糞尿をリサイクルするシステムがくると思う。誰かやってくれないかな。

 

美味しそうなレストランが多いですね。六本木は良さげ。

 

これはARuFaが書く記事の中でもっとも好きです笑

 

学校って本当にいらないと思うんですけど、どう思いますか?学校行かないとバカになるっていうのは嘘ですよね、行かないで起業した方が将来的にはめっちゃ稼げる。。。笑

 

会議はテレビ会議で対応できるし、オンライン上のカレンダーを見れば部下が何をしているかわかります。だから、会社にいて『ホウレンソウ(報告・連絡・相談)』をしなくてもいい。アウトプットの内容だけを見ればいいんです

ホウ・レン・ソウがあるとスピードの仕事が落ちる気はしますね。いちいち確認しないといけないし。

 

友達の堀元さんの記事です。地味ハロウィンはツイッターでもリツイートされていて、めっちゃ面白そうだった。笑 来年は行きます。

 

トランプって結局日本にとっては有益なんですよね。その視点は大事なはず。

 

結構面白い。東京はちょっとヤバいかも…?

 

お金が循環することによって、皆が裕福になる。良記事です。

 

これは近日のブログ記事で採用ですね。笑 僕は1ヶ月やりたいと思います。

 

10月はこんな感じでした。もっと記事が多い方がいいのだろうか、人生は迷うことばかりです。

 

日本を面白くしよう