イッチハンカイ徒然草

面白さ原理主義のハッティーが必ず、あなたを笑わせて精神崩壊をさせます。

本を読まないで書評してみる~マスカレードホテル/東野圭吾~

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

昨今若者の読書離れが著しいと叫ばれている



d.hatena.ne.jp


2012年は2000年と比べると、一人当たり年間2.5冊も多くの本を手に取っているようだ。また市場に出ていない本、つまり個人間での本の貸し借りがネットの恩恵で急激に増えているのでデータには出ていないが読まれている本はもっと増えているのだと僕は勝手に思っている



ただ本の話を友達同士でするということはほとんどない。飲み会での話は専ら大きく分けて3つ「今なにをやっているか」「バイトは何をしているのか」「最近の性癖はどんなものなのか」に類推されると考えられる。


私は日本のGDPを2倍にするには、この3つのタイプに「最近読んだ本の性癖は何ですか」「最近読んだ本は何ですか」という項目を一つ付け加えるだけでいいと思う。ただ、日本国民の多くは本をあまりにも真面目に読みすぎているのだと思う。もっとゲーム性、エンターテイメント性、下衆性を取り入れていく必要がある。

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【書評】世界の辺境とハードボイルド室町時代

2016年、本を読んでここまで本をめくる手が止まらなかったことはない。それはガチャをしたら課金が止まらないかのような麻薬性、上目遣いをする女の子の仕草を一時間ずっと見続けてしまう中毒性、塩酸は酸性、生物がそれぞれの生息環境に適応するため獲得し、生存確率を高めている走光性(by wikipedia)といったものがあったように思われる。


真面目には書こうと思うがちょこちょこおふざけ、humor,パンチラを入れていきたいと思うのでぜひ斜め読みをして頂きたい所存で御座います。

世界の辺境とハードボイルド室町時代

世界の辺境とハードボイルド室町時代


目次

  • そもそもどんな本なんですか?ねぇ?教えてってば!ねぇええええええええええええええええちょっと教えてって場!早く早く早くあっあっあっーーーーーーー
  • 作者の高野秀行と清水克行ってどんな人?(敬称略)
  • 一銭でも盗んだら殺す、中世の人。まじっすか?
  • バック・トゥ・ザ・フゥ―チャー、もののけ姫、妖怪ウォッチ、イスラム主義と話題がころころ変わる
  • 第5章は2人の仕事の変遷が書かれていて自己啓発が好きな人にもおすすめ。本物の意識高い系を目指そう。あー意識高くなってエクスタシー、ギリシア語で言えばέκστασιςを感じたい
  • 初めての書評を書いてみて。Howeverぶっちゃけ本の内容を知りたいなら以下のサイトに飛んでください。ごめんなさい
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バレンタインに渋谷の丸善(本屋)で目をつむった状態で本を選び、5分で書評、書いてあることを実践して、アマゾンレビューを書きました

あぁ、昼下がりの日曜日。2月だというのに、灼熱にさらされている東京。もう、春が来たというのか、もうit comes springだというのか。僕にはまだ春が来ていない。この日本人には縁のゆかりもない聖キリストを祝うためにチョコレートなるものが配られていて、いくつもの大企業がmoney gameにしのぎを削っている。

 

 

 

僕は女っ気がない。僕の額には、ある光で照らすと女っ気0という文字が浮かび上がるほどだ。ファック・・・これが平成に生まれた僕のリアルだというのか。確かに都会の喧騒から離れて生きたかった。だがこれでは平静な人生にもほどがある。もういやだ、こんな人生から抜け出したい。僕は逃げるように遺伝子型XYのホモサピエンス一体と共に渋谷の丸善(本屋)へ向かった。

 

 

 

スタート地点。誰もいなくていいですね。この場所から目をつむって本を探す旅に出た。

僕は目をつむった瞬間、視野からはすべての無駄なもの、汚いものが消え去った。これが”自由”。福沢諭吉大先生が明治の動乱の中、Libertyの訳としてあてた仏教用語の”自由”。自らを由(よし)とする。僕は体全体で”自由”を感じた。歴史を感じる。

 (本を選ぶまで一切目は開けておりません。暗闇です。DARKに包まれております)

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