直感
それは、ロボットや人工知能が世の中の職業の大半を奪うとされている現代において、人類最後の希望
シカゴ大学の心理学教授であるゲルト・ギーゲレンツァーは、著書「なぜ直感のほうが上手くいくのか?」でこのような事例を引き合いに出している
アメリカ経済学会の2006年年次会議の折に、前立腺癌スクリーニングのためのPSA検査を受けているか否かとその利用男性経済学者133人に質問したところ、50歳以上の経済学者の大半がスクリーニングを受けていると回答した。ところが、 PSAに関する医学文献の予想した人はほとんどいなかったうえに、クリーニングの長所・短所を比較検討したことがないという回答も3分の2にのぼった。ほとんどの経済学者が、とにかく主治医の言葉に従っているだけだったのだ。一般の人々同様、経済学者たちも直感に頼っていたわけだ
スマホが国民の多くに渡り、簡単にネットで情報を調べられるといっても専門家の判断に委ねることは少なくない。その時に真偽を判断するのは、直感である。例えば、何か流行や未来予測を予言した場合、「彼は嗅覚が鋭い」と言及したり、怪しい人間には「あいつは、何か臭う」といったようなことも直感の一種であろう。
そのようなことを論考している折、happnと名の冠するマッチングアプリをいじっていたら、ある女性とマッチングした
んっ
しかし、顔はおろか、名前さえも…分からない
直感がこう告げている
これは罠
以前にもマッチングアプリTinderを用いて、デンマーク人と称する女性と知り合った。幾許かの連絡を交わした後、映画キングスマンを見るために、新宿で待ち合わせをすると、そこに立っていたのは長身男性の(多分)欧米人であったという過去がある。
これは罠
ふぅ、現実というのはチョコレートのように甘くない。さぁ、スマホの電源を切ってもう床につこうではないか。良い子は寝る時間d
はぁぁぁぁぁんんんっ!!!!!
そういえば、論語の一節にこのようなものがあった。
五十而知天命
50歳で天命を知る
四書のひとつ『中庸』に「天の命ずる、これを性という」とあり、「天命」とはまず性(性格・性質)であるという
性格を知る年齢を50歳としたのは、孔子が生きている当時はとても高年齢である。つまり、若い頃に自分の「性」をこれだ!と決めつけてはいけない。ムダな努力により、試行錯誤を繰り返すことが大事なのである。
外国人男性が来るなどという妄想は杞憂。むしろ、男性が来たら面白いではないか。ネタになるであろう。どんどん失敗をしていくべきである。
それでは、「君の名は。」の鑑賞を始めようではないか。
あらすじや予告編が気になる方は、こちらをご覧になってください
登場人物
ハッティー( このブログを執筆してる人)
謎な女性
会うまで、顔も名前も分からない
当日、待ち合わせ
一体、どんな人が来るんだ。ワクワク
こんな感じかな
こんにちは
あ
お・・・女ですって!!!(このままだと、ただのデートではないか)
映画楽しみですね
はい!(これでは、ブログの記事にはできない)
本当に医学生なんですか?
はい!!(これでは、日本を・・・いや、世界に笑イノベーションを起こすことなぞ・・・)
あっ、映画始まりますね♪
はい!!! (僕は今まで何をしていたんだろう)
お前は誰だ
隣の人は誰だ。名字はおろか、名前さえも分からない
瀧君:もしかして
三葉:私たち
瀧君&三葉:入れ替わってる!?!?
もしかして、隣の女性、国籍が入れ替わってるのだろうか。 いや、待て。普通にハーフではなさそうだ。ふぅ。しかし、蓮舫さんの件もある。気になる。どうなのだろうか。あぁ、日本人なのだろうか
前前前世から~♪♪
この人の前世はなんなんだ。いや、そもそも彼女の現世の活動も不詳だ。そんなことを考えている場合ではない。あぁ、しかし、彼女の来世はどうなるのか気になる。あぁ、隣の女性の名前を、君の名を知りたい
名前が分からぬまま、映画は幕を閉じる。そして、食事の席へと場面展開
※映画自体は、圧倒的な映像美とそれに合った音楽が流れて、観ていて心地良かったです。ただ、終盤の話の流れが掴みづらく、途中で「んっ??」となってしまいましたが、全体的には面白かったです。結末も悪くはなかった(レビュー、これだけ?)
普段は何をされているんですか?
○○です。
いいですね!
ハッティーさんは何をされているんですか?
一応、医学生をしています
そうなんですね。
何か熱中していることは?
○○です(凄いお仕事なので、秘密)
うおおおおおおお!すげえええ
いえいえ。ハッティーさんは?
う~~ん。ブログですかね
ブログです
ブログ
はい
どんな記事をお書きになっているんですか?
意識高いドラえもん
はい。読んでみてください
・・・
どうですか?
面白いです
良かった(ほぼ、笑っていない)あっ、そういえば名前を聞いていなかったですね。
私の
・・・
名は
・・・!
いや、普通だったわ
おしまい
関連本
なぜ直感のほうが上手くいくのか? - 「無意識の知性」が決めている
- 作者: ゲルトギーゲレンツァー,Gerd Gigerenzer,小松淳子
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2010/06
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