2016年、本を読んでここまで本をめくる手が止まらなかったことはない。それはガチャをしたら課金が止まらないかのような麻薬性、上目遣いをする女の子の仕草を一時間ずっと見続けてしまう中毒性、塩酸は酸性、生物がそれぞれの生息環境に適応するため獲得し、生存確率を高めている走光性(by wikipedia)といったものがあったように思われる。
真面目には書こうと思うがちょこちょこおふざけ、humor,パンチラを入れていきたいと思うのでぜひ斜め読みをして頂きたい所存で御座います。
- 作者: 高野秀行,清水克行
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2015/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次
- そもそもどんな本なんですか?ねぇ?教えてってば!ねぇええええええええええええええええちょっと教えてって場!早く早く早くあっあっあっーーーーーーー
- 作者の高野秀行と清水克行ってどんな人?(敬称略)
- 一銭でも盗んだら殺す、中世の人。まじっすか?
- バック・トゥ・ザ・フゥ―チャー、もののけ姫、妖怪ウォッチ、イスラム主義と話題がころころ変わる
- 第5章は2人の仕事の変遷が書かれていて自己啓発が好きな人にもおすすめ。本物の意識高い系を目指そう。あー意識高くなってエクスタシー、ギリシア語で言えばέκστασιςを感じたい
- 初めての書評を書いてみて。Howeverぶっちゃけ本の内容を知りたいなら以下のサイトに飛んでください。ごめんなさい
そもそもどんな本なんですか?ねぇ?教えてってば!ねぇええええええええええええええええちょっと教えてって場!早く早く早くあっあっあっーーーーーーー
確かにタイトルの”世界の辺境とハードボイルド室町社会”からはいまいち想像できないだろう。女性を見ただけで3歳時の姿を脳の中に映し出せる私にも最初見た時は想像できなかった。簡単に言えば、世界の辺境つまりアジアやアフリカなどのいわゆる発展途上国と日本の中世である室町時代の人たちの考えには共通点がある、ということを高野秀行と清水克行の二人の対談形式で進んでいく。ちなみに欧米ではあまり対談と言うのが存在しない、すると怒鳴り合いになると聞いたのですが欧米の大学に行ってる人どうなのでしょうか?その点に関してご教授願えましたら盛大にティーパーティーをOMOTENASHI致します。
作者の高野秀行と清水克行ってどんな人?(敬称略)
高野秀行はノンフィクション作家で色んな国に行っている。「謎の独立国家ソープランド」「謎の独立国家ソマリランド」という本が講談社ノンフィクション賞を受賞したそうです。この本は有名なのかしら?
モットーは「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」らしいです。僕は数年前一人でタイに行ったのですが何も面白いことが出来なかったことが悔やまれます。変なマッサージに誘われたのですが一人旅で怖くてチキってしまいました。
清水克行は明治大学で授業をうけもっていて、400人超が殺到するスーパーティーチャー清水、STSらしいです(400は本当)。NHKのタイムスクープハンターも担当していました。要潤が出てるやつですね。要潤というと仮面ライダーアギトを思うのですが、僕が好きなのは仮面ライダー555です。
一銭でも盗んだら殺す、中世の人。まじっすか?
p16,17ではこんなことが書かれています。アジア・アフリカ諸国では表向きの西洋的な法律があるのですが、土着の伝統的な掟がいまだに残っているとのこと。以下引用
たとえばアフリカだと、市場で泥棒が盗みを働くと、捕まえてリンチするんですよね。それもかなり一般的な事で、僕も見ているんですけど
まさに袋叩きで、もうすごいんですよ。悪くすると、犯人が死んでしまう。騒ぎが大きくなると警察が来るけど、無理に止めようとすると自分たちが危ないから、適当におさまるところまで待っているわけですよ
p41にはこんなことが書かれています。
中世の人たちは物に対して呪術的な認識を持っていて、盗まれたものは、たとえ返してもらったとしても元には戻らないし、代わりにお金をもらってもチャラにはならないと考えていたんじゃないかと思うんです。「一銭でも盗んだら殺す」というのも、多分その観念とつながっているんじゃないかな。
そうなんですねぇ。中世の人と現代人の思考は全然違うのかも・・・!と思わせてくれますね。僕はリンチをされたことがないのですが、小学校の時に羽交い絞めにされて電気ハンマーをされたことだけ印象に残っております。気持ち良かった。
バック・トゥ・ザ・フゥ―チャー、もののけ姫、妖怪ウォッチ、イスラム主義と話題がころころ変わる
詳しい内容は本著に譲るがここまで話題が変わる本も無いのでは?対談形式をとってるだけがある。バック・トゥ・ザ・フゥ―チャーは時間の感覚の違いについて説明するときに出てくる。もののけ姫はパヤオ(宮崎駿のことです)がタタラに注目して、それは今までの中世のイメージとは異なっていたよみたいな。妖怪ウォッチは日本の妖怪へのイメージとか新興国のイメージ。今何時ー?大惨事~。イスラム主義は織田信長と関連して展開されていました。
第5章は2人の仕事の変遷が書かれていて自己啓発が好きな人にもおすすめ。本物の意識高い系を目指そう。あー意識高くなってエクスタシー、ギリシア語で言えばέκστασιςを感じたい
お二人の仕事に就いた経緯が簡単に書かれていている。そーいえば高野秀行の面白いエピソードを思い出した。彼は大学に入ると探検部に入ると周りが優秀で悩んでいたらしい。でインドに行ってシェアルームした外人と買い物をしていて、そいつが少し部屋に戻るわと言って、まさか!と思って帰ってみたらパスポートもカバンも全て無くなっていたらしい笑 ただ周りは優しい人が多く現地の人の家に泊めてもらったりして何とかなったとか。飛行機もめっちゃ交渉して機長と話してなんとか帰れたという。それで色んな体験をしたら周りに尊敬されるようになって一目置かれたとかなんとか。結局探検部の周りは実際には知識だけで体験をあまりしていなかったとか。
このエピソードは下の本に書いてあった。就活に悩んでる人は読むといいかもしれない。個人的にはマレーシアの会社に就職するつもりだったが飛行機に乗る前に会社が潰れたが、親戚とか家族には恥ずかしくて言えないでそのまま行ったという二村聡の話が面白かったw
- 作者: 高野秀行,二村聡,下関崇子,井手裕一,金澤聖太,モモコモーション,黒田信一,野々山富雄,姜炳赫
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2009/11/19
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そういえば意識が高いことについての格言を発見
意識高きこと風の如く、意識高なること林の如し、意識高くすること火の如く、意識高ざること山の如し
初めての書評を書いてみて。Howeverぶっちゃけ本の内容を知りたいなら以下のサイトに飛んでください。ごめんなさい
あとがきにも書かれているように、ここまで話題が七転八倒する本も珍しいと思う。そんなに難しくない平易な言葉で語られているので読みやすいと思うのですがどうでしょう?
それにしても書評というにはいまいち内容が掴めない記事である。書評するには僕のレベルは全然足りなかったようだ。例えるならばレベル100のコイキングでレベル20のギャラドスを捕まえるようなことであろう。正直以下のサイトを見てもらった方が内容の理解は進むであろう。
慶應大学はこの本を一冊所蔵しているので読みたい方はウルトラマンKOSMOSを使おう
正直本の要約を僕にはすることが出来ないようだ。「薄汚いオス豚め!」と罵られながらでないと出来ないのかもしれない。